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万華鏡はイギリスの物理学者デイビット・ブルースターがKaleidoscopeの名前で発明し、特許を申請したのが起源であるといいます。

Kaleidoscopeは造語で、ギリシア語の「美しく見える模様」に由来します。 万華鏡は瞬く間に当時の人々を魅了し、ヨーロッパで大変な人気を呼ぶようになりました。 発明から3年後には幕末の日本にも紹介され、紙製筒型万華鏡が一般化し、おもちゃとして普及していきました。 1970年ころから万華鏡を見直そうという運動がアメリカで始まり、アートを加味した、より手のこんだものが作られるようになり今日に至ります。

基本的な万華鏡は2枚以上の鏡を組み合わせて三角柱を作り、その先に「オブジェクト」と呼ばれる対象物を取り付けます。アイホールから覗くと思いもかけない、美しく不思議な映像を見ることができます。 万華鏡の心臓部は何と言っても鏡、その枚数や組み方によって同じオブジェクトを見たとしても全く異なったものになります。中のオブジェクトは作家によって使う素材もさまざまです。私はガラスの持つ透明感に惹かれ、主にガラスを使いオブジェクトを制作しています。 万華鏡のミラーシステムにはたくさんの種類がありますが一番多く使われているものは正三角形や二等辺三角形に組まれたタイプでしょう。正三角形の中でも長方形のミラー同士を組んだものや台形のミラーを組んだテーパードタイプなどさまざまです。オブジェクトのタイプはオーソドックスなものですと透明のケースにガラス片を入れたものや、さらにオイルを加えたオイルタイプもあります。各オブジェクトタイプの中でもさらに細かく枝分かれしていきます。例えばオイルタイプですとセルタイプ、ワンドタイプ、球タイプなど細かく分かれていきます。これらの組み合わせ方は作家がどのように表現したいかによって選択されます。
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